三十路手前のそこそこ有名な小説家、空橋 宙人(そらはし そらと)は、ひょんなことから事故にあい、目が覚めると見知らぬ幼女になっていた。 自身の顔と名前でどうやら乙女ゲーム~バラと魔法の学園~の世界にいるらしいと気づくが、同時にそのゲームがお世辞にも出来がいいゲームとは言えないものだったことを思い出した。 しかもこのゲームの中の自分には、「祖国滅亡」「人間卒業」「竜共心中」の三重苦を背負いこんで一人犠牲となり、そのおかげで世界は平和になりましたとさ、めでたしめでたし……というエンドしか用意されていない。 自己犠牲ルートを回避するため、「全て」を知るために、彼(彼女)は手始めに魔王に会いにいくことにした。
更新:2021/1/15
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。